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電気工事と電気通信工事の違い

電気工事と電気通信工事は、工事を行う対象となるものや目的が違います。
 
電気工事は、建物や施設の電気設備を設置・修理・保守するための工事で、電力供給や電気設備の安全性や機能性を確保することを目的として行われます。
 
一方、電気通信工事は、情報通信を目的とした設備を設置・修理・保守するための工事で、電話回線、インターネット回線、無線通信などの通信設備を提供することを目的として行われます。
 
電気工事では、主に電力供給や照明、コンセントなどの一般的な電気設備に関する工事に携わることとなり、配線やスイッチ、ブレーカーボックス、配電盤などがありますが、電気通信工事は、電話回線やネットワークケーブル、通信機器の設置を行うのが業務内容となっています。
 
電気工事に携わるためには、電気工事士や電気技術者の専門知識や技術が必要となり、電気通信工事に携わるためには、通信工事士や通信技術者の専門知識や技術が必要となります。
 
また、電気工事は、電気工事業法や電気設備の安全規則などの法律・規制に基づいて行われ、電気通信工事は、電気通信事業法や通信施設の設置基準などの法律・規制に基づいて行われます。
 
このように、電気工事と電気通信工事は、同じ工事のように見えますが、根本的なものが違うのが特徴で、それぞれ専門的な知識と技術が求められ、各分野の専門家がそれぞれの工事を適切に行う役割を担っています。

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